ランドバンキングとは、近い将来( 3年 から 8年)の間に、土地の開発と値上がりが確実視される土地に更地の段階で投資をし、そこから利益をあげていくという資産運用です。
その土地にデベロッパーなどの開発業者が入り、インフラ整備や住宅、商業施設の建設などに着手する際にその土地を売却し利益を得るものです。
このようなランドバンキングで成功した人物は、ロックフェラー、ウォルトディズニー、李嘉誠、森ビルなど・・・。
ランドバンキングは、通常数段階のステップを踏んで、土地の価値を高めていきます。そして、それぞれの段階に応じて、新たな価値が積み木のように積み上げられていくというものです。
以下の図がランドバンキングのイメージです。プロジェクトによりますが、ステップ1~5まで通常4~6年程度要します。
おおまかに、以下のような5段階のステップを踏んで、価値を高めていくプロセスが一般的です。

ランドバンキング業者は、調査により大規模開発を前提として商業地、住宅地等としての成長可能性の高い地区を特定し、未開発の土地を取得。
その時点で投資家からも資金を集める
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その土地について、地方自治体等との権利関係を調整しながら、用途計画、企画をたてる。
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商業地区、住宅地区、工場地区などの用途が確定すれば、許認可申請等を行い、区画分譲、登記手続きを進める。
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実際に進出する企業等、住宅関連デベロッパーなどへ売却。
ランドバンキングは何もない土地を取得しておき、住宅や商業地として使える状態になった土地として売ることで利益が発生する仕組みです。
土地の選定と開発計画の実現が最大のポイントといえるでしょう。
不動産投資は既に完成しているオフィスや商業施設などの不動産へ投資をし、その賃料から収益(インカムゲイン)を得るものです。その為に投資先の不動産の賃料や設備費、修繕費などメンテナンスが必要です。
対してランドバンキングは、土地の開発までの期間に生み出す収益(キャピタルゲイン)を得るものです。「未開発の土地に投資する」ので当然維持費がかかりません。また、更地の段階の極めて安価な値段での投資となる為に、値下がりを起こす要因も殆どありません。加えて土地への投資となりますので金融商品とは違い、株価や為替、商品市況などの影響を受けにくく、大きなリターンを望むことが出来ます。
このような未開発大型用地を買収して、将来の値上がり益を期待する投資物件ですから、小さな国や、土地の不足している国、土地が国有物とされている国などは組成できません。
●人口増加が見込めるため住宅需要が高い、●企業が存在しもしくは誘致されるため将来の雇用が見込める、●交通網など輸送路が充実、もちろん●水や電気インフラが確実など土地の有効利用についての政治の支援が確保できる地区などが必須の条件となります。