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シンプルなお別れが増えているワケは~家族葬~

2017年9月13日

 「終活(しゅうかつ)」も定着し、”人生の終え方や葬儀への関心”が高まっています。葬儀は、故人と生前に関係・親交のあった方にお知らせして葬儀(通夜・告別式)を行うのが一般的ですが、近年では、家族・親族とごく親しい友人だけのこじんまりとした”家族葬”が増えてきました。

どうして”家族葬”が増えているの?

 故人の葬儀は”家族葬で”と考えている理由を整理すると、”家族葬”なら遺族が一般的な葬儀で負担に感じている点を軽くできる点が大きな増加要因に。
 具体的には、つぎのようなものが考えられます。

◆ 送られる本人の希望!?
 財団法人日本消費者協会の消費者が思う「自分にとって望ましい葬儀」の全国アンケート結果(右表)によれば、「費用をかけないでほしい(56.5%)」が第1位を占め、ついで「家族・地域にまかせたい(34.9%)」「家族だけで送ってほしい(32.9%)」が続いています。つまり、できるだけ遺族に負担をかけさせまいとする、本人の遺される家族への配慮がうかがえます。

◆ ”家族葬”のメリット!
● 葬儀費用の軽減!
 本人の希望とは裏腹に、都市圏の一般的な葬儀本体費用(お布施・飲食費は除く)は全国平均で約196万円(同協会2017年発表)といわれ、前回調査時より7万円ほど葬儀にかける費用が増えています。一方、”家族葬”では一部業者の広告などで数十万円と謳われるケースもあり、金銭的な負担が大幅に軽減される余地があります。
 といっても、会葬者が限られる分、受け取る香典も少なくなりますので、実質的な負担額は表面上の差額ほどは大きくなさそうです。
● 会葬者への対応が不要!
 ”家族葬”なら遺族と面識のない方など親族以外の会葬者への対応は必要ありませんので、精神的負担から解放され、故人とゆっくり向き合う時間がとれます。同時に、親族一同で互いの近況報告や故人を偲ぶ話などのよいきっかけにもなります。

◆ 高齢化社会も増加要因の一つ!
 2016年の平均寿命は、女性が87.34歳、男性が81.32歳というご長寿社会となっており、リタイヤ後の年数が長いほど遺族が故人の現役時代に接点のあった関係者に連絡をとることは容易ではありません。仮に、連絡が取れても、関係者自身が高齢であり、かえって負担をかける結果になりかねません。そんなことから、”家族葬”を選ばれるケースが増えているようです。

これまでの人間関係に注意!

◆ 人間関係での誤解を招きかねないリスク
 ”家族葬”は、金銭的な負担や面倒な手間から解放されるよいことづくめの葬儀方法と思われがちですが、つぎのような人間関係での誤解も生じかねません。

● 会葬者リストから漏れた親族⇒「私たちは親戚じゃないの?」
● 親しい友人・知人・ご近所⇒「親しくさせてもらっていたのに!」
 遺族は意図していなくとも、相手の気分を損ねるケースが見受けられ、これまでに培った人間関係に亀裂が生じることもありますので、こうした点には十分配慮が必要です!

◆ 周囲の理解があってこその”家族葬”!
 葬儀は遺族の気持ちを尊重する形で行うべきで、周囲も遺族の気持ちをくみ取って理解を示す姿勢が大切です。とはいえ、遺族も後々のトラブルを避けるために事前に親族と十分に話し合い、周囲には”家族葬”を行いたい旨ををしっかりと伝えて、周囲の理解を求めていきましょう。

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